徒然なるままに垂れ流します。
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ニ記事続けて真面目な話です。
このブログ、「真面目な話はしない!」てのがモットーだったはずなのに……。
昨日、会社で人が話しているのを聞いて、もしかしてあまり知られていないのかな? と思ったことがありましたので、書いておこうかな、と。
何かというと、関西での節電についてです。
A「うち、今めっちゃ節電がんばってんねん」
B「あたし何もやってないんですけど、やっぱりちょっとくらい節電した方が良いんでしょうか」
A「した方がええって。関東に電気おくらなアカンやろ」
C「そうそう、うちもしてるでー」
みたいな会話が、昼休みのトイレで飛び交っていたので驚きました。
西日本と東日本では、電力の周波数が違うのは有名な話だと思います。
家電には周波数を切り替えるスイッチがついてるやつもあったはず。
西が60Hz、東が50Hzです。
この周波数の違いから、西の電気をそのまま東に送ることはできません。
東に合わせて50Hzに変換しなくてはいけないのですが、この、周波数の変換ができる施設が少ない(三箇所)ため、全部動かしても100万kWしか送れないそうです。
この100万kWというのは、私達がいつも通りに電気を使っていても融通できる電力量です。
なので、西での節電が直接、東のためになるわけではありません。
なんか、意外と、西で節電した分を全て東に送れると思っている人がいるんだなーと思った次第。
けれど、節電するのは良いことですし、それに節電して電力の消費量が減ると、その分の発電量を減らせますので、火力発電なんかに使っている燃料を東に回せる可能性もあるんじゃないかと思います。
実際、燃料の融通は行うようですので。
「今、節電やってる!」という西日本の(というか、50Hzの電気を使ってる)方は、無理の無い程度に続けていけば良いと思います。
そして、浮いた電気代を募金しましょう。
もしくは、経済をまわすためにパーっと使いましょう。
今回の地震を受けて節電を、と言うのなら、貯金とかしたら意味ない。