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できれば月記

徒然なるままに垂れ流します。

   

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『いとしいとしといふこころ』 あらすじとか

2008/5/13の日記より転載。

いとしいとしといふこころ

四月バカでやりそこねた、なんちゃって乙女ゲーネタです。
事の起こりはコチラ
とりあえず今日は、あらすじと世界設定っぽいのを軽く載せます。



あらすじ

 幾多の神と人とが共存する世界、至天。
 右目に"しるし"を持つ蓮花は、薬師を生業としていた。
 西海に面する港町・水岐を拠点に活動する蓮花は、ある日、思い立って遠出をする。
 行き先は、神代野。
 かつて、タカマガハラとヨモツヒラサカが顕現した地と言われるこの大草原で夜を明かすことになった彼女は、その眠りの中で不思議な夢を見る。

 揺らぐ水面にたゆたう木の葉。
 陰る太陽と燃える月。
 深い森で大風の音を聴き、白光の中、闇に沈む。

 目覚めると、枕元に童子が二人。
 声を揃え、静かに告げる。

「愛し児、其方は選ばれた――」

 彼女を取巻く世界は一変したのだ。
 彼女自身の気づかぬ間に密かに、そして、絶対的に。


神族 (しんぞく)

 世界を構成する万物を象徴する存在。
 とは言え、その神族が死んだからと言って、象徴するものが無くなるわけではない。
 (例えば、雨を象徴する神族が死んでも雨は降る)
 身体のどこかに、象徴する対象を表す痣がある。
 痣といっても刺青のような見た目で、たいてい、象徴物をイメージする色と紋様をしている。
 髪や瞳の色も、痣と同様に象徴物を表す(八割方、痣と同色)。
 不老だったり不死だったりはしないが、何らかの特殊な力を持つ者はそこそこ居る。

 神族が多く住む地方はあるが、神族の国は無い。
 世界各地に集落があり、基本は自給自足で人の街との接点は少ない。
 いくつかの大集落とその周辺は、自治区に近い扱いになっている。


しるし、しるし持ち

 基本的に、神族と人との間に子どもはできない。
 "しるし持ち"は、そのほぼ唯一の例外。
 つまり、"しるし"とは、"神族との間に子どもを作ることが出来る者のしるし"。
 神族はルーツが二つしかないので血が濃くなりがちで、また、同族同士では出生率が低いため、"しるし持ち"の存在はわりと切実。
 神族と人では、神族側の血の方が優性。
 "しるし持ち"は世界全体で1000人ほど。

 "しるし"は、髪の一部や片目が金色になることで現れる。
 稀に、髪全体や両目に現れる場合もある。
 人は黒髪黒瞳もしくはそれに近い色がメインなので、非常に目立つ。
 髪に現れた場合は、染め粉を使っても染まらない。
 神族には"しるし持ち"が分かるので、隠しても(神族相手には)あまり意味が無い。


タカマガハラとヨモツヒラサカ

 タカマガハラは生の概念、ヨモツヒラサカは死の概念を、人が祀り上げて神格化したことにより実体化した存在。
 世界において唯一、不老不死とされる、民間信仰の対象。
 神族の系譜を遡ると必ずどちらかにたどり着き、陽光を象徴する者はタカマガハラから、夜闇を象徴する者はヨモツヒラサカから生まれる。
 二人とも女で超不仲。


薬師 (やくし)

 薬の原材料となるものを採ってきて、薬屋や医者に売る人のこと。
 薬草に限らず、薬になるなら動物や虫なんかも採取の対象。
 たいていは、植物なら植物、動物なら動物、と専門分野に分かれていて、何でも採ってくる人は少ない。
 拠点となる街を中心に活動する者も居れば、拠点を持たずに放浪する者も居る。
 蓮花は植物専門で、日帰り~一泊で帰って来れる距離が活動範囲。

 一応書いときますが、日本語では『くすし』と読んで、医者の古い言い方です。
 『やくし』だと、薬師如来の略ですね。


式神 (しきがみ)

 神族が、紙や木などで人の形を象った物に擬似的な生命を吹き込んだもの。
 大体、家事手伝いなどに使う。
 殆どの場合、外見は人形のままだが、力のある者が作れば人と寸分違わぬ姿になる。
 大人の姿の場合は"式"、子どもの姿の場合は"童子"とも呼ぶ。


 あらすじに出た言葉で説明が必要そうなのはこの辺でしょうか。
 『至天』の説明もした方が良いんですかね。
 かなり長くなると思いますけど。

 最初は、日本神話っぽい感じにしようと思っていたのですが、
 調べてると私が夢中になって限が無かったので、"何か和風なファンタジー"に落ち着きました。
 名前とかに色々と名残があります。

 神族は、ただ単に『幾多の神と人とが共存する世界』という言い回しを使いたかったが為に考えました。
 不老不死だったり、困った時に「お願い、神様!!」と頼る存在ってのはよくある設定なので、ちょっと違う感じにしたくて、日本神話っつーと『八百万の神』やな! ってー辺りから色々と。

 "しるし"に関しては、色々と個人的なアレがありまして、乙女ゲーをやってると、たまに「必然性もないのに、タイプも好みも違う複数の男が一人の女を好きになるってどうよ?」みたいなことを思ってしまうんですね(ひねくれてんなー、夢がねぇよ)。
 なので、何かヒロインに対して好意的に接するに足る理由っつーか、そんなんが必要かなぁ、っていう。
 それでコレかよって感じもしますけど、まあ18禁のつもりで考えてたので、こんなもんですよね……?

 次は人物紹介ですね。
 名前、年齢、担当(クールとかツンデレとかな)、象徴物くらい書いとけば良いですか?

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